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日別アーカイブ: 2025年6月20日

第9回人材派遣雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社シャインパス、更新担当の中西です。

 

人材派遣業は、「人」を商品とする繊細なビジネスであると同時に、「派遣元」「派遣先」「派遣社員」の三者を調整する高度なバランスが求められる業態です。そのため、さまざまな場面でトラブルが発生しやすく、信頼の構築と維持が事業成功のカギとなります。

人材派遣業における典型的なトラブル事例と、それぞれの対策について深く解説します。


1. 派遣先との「契約内容」不一致

トラブル事例:

  • 契約にない業務を派遣社員にさせる

  • 就業時間や残業の取り扱いが契約と異なる

対策:

  • 派遣契約書を明確にし、業務範囲・時間・指揮命令系統を文書化

  • 派遣前に就業条件を明確に説明し、派遣社員とも共有

  • 定期的に派遣先へヒアリングを行い、契約逸脱がないか確認


2. 派遣社員の「早期離職」

トラブル事例:

  • 入社直後に辞める、無断欠勤する

  • 仕事内容や職場環境に不満を訴える

対策:

  • マッチング精度の向上(スキル・志向・職場風土)

  • 派遣前の職場見学や業務説明を丁寧に実施

  • 就業後の定期フォロー面談による早期離職の予防


3. ハラスメントや人間関係の問題

トラブル事例:

  • 派遣先でのパワハラ・セクハラ

  • 上司との相性問題や孤立によるメンタル不調

対策:

  • ハラスメント対応窓口を設け、派遣社員が安心して相談できる体制を構築

  • 派遣先に対するハラスメント対策の周知と協力要請

  • 状況に応じて配置転換や契約調整を柔軟に行う


4. 賃金や待遇に関するトラブル

トラブル事例:

  • 賃金の未払い・遅延

  • 同一労働同一賃金への対応不備

対策:

  • 給与計算のシステム化と複数チェック体制

  • 労使協定方式・派遣先均等待遇方式の正しい選定と説明

  • 派遣社員にも待遇説明書やFAQを交付して理解を深める


5. 派遣先からの評価悪化・契約終了

トラブル事例:

  • 成果が上がらない、勤務態度が悪い

  • 派遣先からの信頼を失い契約解除

対策:

  • 事前の職務適性診断・スキルチェックの活用

  • 派遣先との密なコミュニケーションで改善点を共有

  • トラブルがあった場合は迅速に事実確認と対応


6. 派遣法・労基法違反のリスク

トラブル事例:

  • 派遣期間の上限超過

  • 二重契約や不適切な指揮命令

対策:

  • 法務担当や顧問社労士との連携による契約チェック

  • 派遣管理システムによる期間・契約内容の管理

  • 社内研修で派遣法・労基法の基礎を全社員で共有


派遣業の本質は「信頼の橋渡し」

人材派遣業において最も重要なのは、「人間関係をいかに丁寧に構築し、管理し、支えるか」という点です。派遣先企業にも、派遣社員にも、そして社内スタッフにも、“誠実さ”と“透明性”が求められます。

トラブルは必ず起きるものとして捉え、「予防・初期対応・再発防止」の3ステップを常に意識することが、信頼される派遣会社の条件です。

 

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